Inter BEE 2017 銀一ブースのご案内

2017.11.15
トピックス

いよいよInter BEE2017が開催いたしました。

Inter BEEは、音と映像と通信のプロフェッショナル展示会として、最新のイノベーションが一同に会す、国内最大級のメディア総合イベントです。

年々会場の規模も拡大し、今年は幕張メッセをホール1からホール8まで全て使用し、出展者数、カンファレンス数の数ともに過去最大規模となり、会場規模も圧巻の広さとなっています。

2017年のInterBEEは4K、8Kの実用放送準備、ネット配信などの次世代放送配信技術を筆頭に、2020年のオリンピックイヤーに向けた新時代のメディアビジネスを牽引する企業が多数出展しております。

当社銀一も映像クリエイターの皆様を支える、最新の機器や撮影ソリューションを皆様にご紹介すべく、出展しております。

銀一ブースはメインゲートを入って正面のホール5の左手エントランスからエスカレーターを下りて、正面通路のすぐ右手(映像制作/放送関連機材部門 5305)に出展しております。

それでは銀一株式会社のInter BEE 2017ブースの見どころをご紹介いたします。

カメラスタビライザーの本家、Steadicam(ステディカム)は1970年台にハリウッドの撮影監督Garrett Brown(ギャレット・ブラウン)によって考案され、誕生から40年を経た今日でも進化を続けています。

英語のSteady(ぐらつかない・しっかりとした)とCameraとを組み合わせた造語をブランド名に冠したそのカメラ・スタビライザーは従来では考えられなかったスムーズで浮遊感のあるキャメラワークを実現し、数々の作品で多くの観客を惹き付ける映像を歴史に残しています。

会場では次世代スタビライザーとしてデビューするVOLTを初展示しています。

物理的なスタビライザーの機能と、電動ジンバルの機能を一体化させたこのVOLTは、ほかの電動ハンドヘルドジンバルよりも、より”アーティスティック”な画を撮ることができるでしょう。

CamCaddie(カムキャディー)

スケートボードやスノーボードなどをローアングルからダイナミックに撮影することを目指して開発されたカメラハンドル・スコーピオンを始めとし、その手軽さとコストパフォーマンスで人気を博すCamCaddie(カムキャディー)。

ビデオカメラの標準グリップでは対応しづらいローアングル撮影での安定性をぜひ会場の実機で体験してください。

Syrp(シロップ)

高価で複雑な機材を扱うことで時間を浪費するよりも、1カットでも多く撮影してほしいという想いのもと、”Better films”をモットーに可搬性と操作性に優れるプロダクトを作り続けるニュージーランド発のメーカー、Syrp(シロップ)。

革新的なタイムラプス用デバイスのジーニー、ジーニーミニをはじめ、2017年10月発売となった、被写体を360度回転させ、様々な角度からの撮影を可能にするプロダクトターンテーブルや、カメラスライダーのマジックカーペットに新たに連結機能を搭載したマジックカーペットカーボンファイバーを展示しています。

Chrosziel(クロジール)

ドイツのビデオカメラアクセサリーの老舗メーカー、Chrosziel(クロジール)は、ドイツ自動車産業地の中心ミュンヘンで創業し、従来は映像やTV業界向けのカメラ周りの精密部品を製造するメーカーでした。同社の名声を不動のものにした精密で正確な動作のマットボックスなど、まさにドイツ品質を誇る各種リグやギアが人気です。

会場では最新のCDM-MK-Zを展示。フジノンMKレンズに直接マウントし、Lancコントローラーからのズーム信号で動くズームユニット。今年のIBCで発表され、今回日本初展示となります。

また、定番のクイックロックプレートが大幅にアップデートされて発売されました。こちらもぜひチェックを。

Tiffen(ティッフェン)

70年以上に渡り、写真、映画、TV撮影用ガラスフィルターを作り続けているTiffen(ティッフェン)社。ハリウッドの映像作家達から厚い信頼を勝ち得ているだけでなく、アカデミー賞技術部門を受賞するなど、世界的に高く評価されているフィルターメーカーです。

今回満を持してデビューするのがNATURAL ND。通称Nat NDと呼ばれ、Tiffen社創業のNat Tiffen(ナット・ティッフェン)の名を冠しています。特徴は可視光からIR域まで、カラーシフトなく減光できる性能。他のフィルターと同様エフェクト挟み込みにより、現場でつきがちなエフェクトへの傷も心配ありません。

RØDE Microphones(ロードマイクロフォンズ)

オーストラリア生まれの高品質マイクメーカーのRØDE Microphones(ロードマイクロフォンズ)。ボーカルマイクやガンマイクといったベーシックラインに加え、コールドシューマウント付きのオンカメラマイクやスマートフォン対応製品、ワイヤレスキットなどを展開し、世界中でプロ・アマ問わず幅広い支持を得ています。

また全世界対象のショートフィルムコンテスト「My RØDE Reel」を開催するなど積極的なクリエイター支援活動も行っています。

https://ja.rode.com/myrodereel

会場ではマイクラインナップに加えてワイヤレス新製品のPerformer Kitを展示。ハンドヘルド型ワイヤレスマイクと、卓上レシーバーのセットは、小規模なステージやホール・学校などの設備としても使えます。

Tether Tools(テザーツールズ)

アメリカ発のケーブルマネジメントやコンピュータとカメラ周りの便利グッズを多く出しているTether Tools(テザーツールズ)。

定番のラップトップ台や、VESAマウントのクイックロックなどを展示しています。

9.Solutions(ナインドットソリューションズ)

台湾にオフィスを構え、写真、ビデオ、ステージ業界などの現場で役立つサポート製品を製造するメーカー、9.Solutions(ナインドットソリューションズ)。「既成概念にとらわれない」をモットーに、撮影現場での問題を解決すべくデザイン性と機能性を両立させた革新的な製品を創造しています。

会場では画期的な動作ができるC-Panアームのレギュラー版・ミニ版の両方をチェックできるほか、クランプ・ロッド類の取扱いを大幅拡大。グリップの方法がイメージできるよう現実的なセットアップでご覧いただけます。

Duclos Lenses(デュークロスレンズ)

アメリカのカリフォルニアにオフィスを構えるDuclos Lenses(デュークロスレンズ)社。2002年に Paul Duclos(ポール・デュークロス)によって創業、ハイクオリティなモーションピクチャーレンズに特化したサービスを提供しています。

主に、シネマレンズやスチルレンズのモディファイ、リペア、アクセサリー販売を業務とし、創業者のポールは、フランスのレンズメーカーであるAngenieux、ハリウッドの老舗レンタルハウスClairmont Camera、またディレクターズファインダーで知られるKish Optics で技術を磨いた腕前は、世界中の映画業界から絶大な信頼を得ています。

2017年7月より当社が国内でのモディファイ・リペアサービスの取次ぎ、またDuclosブランドのアクセサリー類の購入代行を開始しました。アクセサリーに関しては、11月10日よりアクセサリーに関して輸入代理店となりました。

国内の機材展示会では今回が本邦正式初公開となり、ラインナップからピックアップした製品を展示しています。Zeiss OtusやMilvus用のフロントリングは、塗装まで含めて抜群の出来栄えです。

Really Right Stuff (リアリー ライト スタッフ)

Really Right Stuff (リアリー ライト スタッフ)は、1990年にBryan Geyer(ブライアン・ガイヤー)が、流通しているカメラプレートの品質に満足できず、さらに高品質な製品を求めて自作のプレートを作り、販売したことから始まったフォトギアブランドです。

色々なカメラに使いまわせる汎用品ではなく、一眼レフカメラの機種ごとに「Really Right(ぴったり)」な専用プレートを製造し、その精度と使い易さは他に追随を許さない品質への拘りと、より良い製品開発への真摯な姿勢を貫き、創立当初から今に至るまで多くのカメラマンを魅了し続けています。

会場ではRRSから発売されているスライダーやボールヘッドなどを展示。その良さを実際に触ってほしい逸品です。

皆様のお越しをお待ちしております

ここでご紹介している以外にも多数の機材や新製品を展示しております。ぜひご来場いただき、直に操作して体感してください。また不明点やご質問等あればスタッフにお尋ねください。

ブースでは刷り上がったばかりの銀一株式会社の「Film & Video Equipment Catalogue vol9」をお配りしております。皆様のお役に立つリグやギアが満載です。ぜひご来場の際はお持ち帰りください。

会場ではSNSパネル「ginstagram」もご用意しております。ソーシャルメディアなどの投稿にぜひお使いください。

ハッシュタグは「#ginstagram」です!

最後に今回の銀一株式会社のブースにご協賛頂きました企業の皆様、ならびにご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。

Inter BEE2017は2017年11月15日(木)から11月17日(金)まで千葉県幕張メッセにて開催しております。皆様のご来場、スタッフ一同心よりお待ちしております。