シンクタンクフォト20周年記念!フォトグラファーとともに歩んだ20年 アンバサダーメッセージ

2025.08.21
トピックス

ルーク・オザワ

シンクタンクフォト20周年おめでとうございます。
僕は写真家になって34年。その前のアマチュア時代を入れると52年もの間、ヒコーキにカメラを向けています。
学生時代はアルバイトをして新たなレンズを購入。そして時と共にカメラやレンズを新たに購入するたびに悩みの種は、それらを収納して空港に向かうカメラバッグ。これまで一体いくつのカメラバッグを購入したことだろうか。皆様も経験のあることだと思います。この当時から僕は適したカメラバッグは永遠のテーマの一つだと思っていました。
ところが、2014年に出合った「エアポートナビゲーター」は僕にとって究極のデザインであり、最高の使い勝手でした。僕はまだ日本にキャリーバッグが流行する前の、一部のメーカーのバックをカメラ機材用に改良して使用していました。というのは、空港はとても広く移動には便利だったからです。そんななか、パイロットバッグをイメージし上蓋が開閉することで即座に撮影態勢ができる「エアポートナビゲーター」は、最適ゆえ、これ一筋です。
2017年には、ルークオリジナル限定100個は僅か24時間で完売するほどの人気に。今でも各空港で使用している方を見かけては声を掛けています。バッグは移動の手段ではありますがお洒落でカッコ良いに越したことはないのです。

ルーク・オザワ(LUKE H. OZAWA)プロフィール

1959年 東京都生まれ
旅客機撮影の第一人者。風景とヒコーキをシンクロした絵づくりに定評がある。これまで手掛けたヒコーキカレンダーは300作を超える。
2016年全国カレンダー展で文部科学大臣賞受賞。「見る」「聞く」「乗る」「集める」そして「撮る」とヒコーキ三昧のライフスタイルである。

山口 規子

20 周年おめでとうございます。
シンクタンクフォトのカメラバッグとの最初の出会いは、「Airport Navigator」。最初に見て驚いたことは、上部が開閉できること。カメラが取り出しやすい!そしてキャンペーン中だったので、ローラーの色や持ち手のカバーの色が選べる!ということで悩んでいたら、銀一の担当者さんが「規子さんは、JAL に乗ることが多いから、赤でしょう!」と言われ、「そうだ、赤だ!」ということで赤にした思い出が蘇ります。
それからはずーっとシンクタンクフォト一筋。というのも、やはり、丈夫で使いやすいのです。斜めがけができる「Turn Style」や「Press Pass」は、スナップ撮影に最適だし、スリや盗難が多い危ない国では、カメラバッグということが一目でわからないような「Retrospective」を持っていくなど、行く地域や撮影内容に合わせて、使い分けています。
そして、もう一つ嬉しいことは、海外に行くと外国人カメラマンもシンクタンクフォトを持っている人が多く、空港などで、お互い目を合わせて、ニッコリ!「Good Luck!いい写真が撮れますように!」なんて声を掛け合うことも。これもシンクタンクフォトを持って旅をする醍醐味です。

山口 規子(Noriko Yamaguchi)プロフィール

栃木県生まれ
東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業
文藝春秋写真部を経て独立

女性誌や旅行誌を中心に活動。透明感のある独特な画面構成に定評がある。「イスタンブールの男」で第2回東京国際写真ビエンナーレ入選、「路上の芸人たち」で第16回日本雑誌写真記者会賞受賞。著書に『メイキング・オブ・ザ・ペニンシュラ東京』、『Real-G 1/1scale GUNDAM Photographs』『奇跡のリゾート星のや竹富島』『柳行李』『トルタビ〜旅して、撮って、恋をして〜』『I was there.』など。料理や暮らしに関する撮影書籍は多数。旅好き。猫好き。チョコレート好き。
公益社団法人日本写真家協会 副会長

佐野 美樹

順次公開予定!

佐野 美樹(Miki Sano)プロフィール

1977年 東京都生まれ
フリーランスのフォトグラファーとして、サッカーやレスリングを中心としたスポーツだけでなく、
人物ポートレートや料理など、広告やエディトリアルにて幅広い分野で活動している。

尾川 清

最初に手にしたのは、ベルトバッグの「Speed Demon」でした。20年前はフィルムからデジタルへの移行期で、移動しながらの撮影が多かったため、ポケットがたくさんあるフォトベストに、ジップロックに詰めたフィルム、予備バッテリー、520MBしかないのに大きかったハードディスク型記録媒体、レンズやストロボなど、いろんなものを詰め込んでいました。「Speed Demon」のコンパクトながら十分な収納力と機能的なデザインは、現場での使いやすさに感動したのを今でも覚えています。

そして、取材や遠征に共に歩んだ「エアポートセキュリティ」は、まさに相棒。深くて広いメインコンパートメントに、フルサイズ機、超望遠(300~600mm級)も縦に収納可能。たっぷりの仕切りが付いており、レンズやボディをミリ単位でフィットさせられます。前面のポケットにはラップトップPC・タブレット、書類、メモリーカード、などを効率的に収納。機材一式を詰め込んで空港の保安検査もクリア。ラフなアスファルト道を滑らかなウィールで、空港のカーペットや石畳でも静かに安定走行。交換出来るウィールは好材料でした。シンクタンクは単なる道具ではなく、高価な機材を安全に、効率的に、疲れず運べる、仕事と共に歩む信頼のパートナーです。

尾川 清(Kiyoshi Ogawa)プロフィール

1957年 東京都生まれ。
1979年 アメリカンフットボール専門誌にフォトグラファーとして入社。
2015年 フリーランス、アメリカンフットボール中心の撮影活動開始。
日本アメリカンフットボール協会公式フォトグラファー
日本アメリカンフットボール代表公式フォトグラファー
関東小・中学生アメリカンフットボール連盟公式フォトグラファー
thinkTANKphoto Ambassador photographer
thinkTANK Pro Team Member

奥井 隆史

私が写真を始めた頃は、カメラバッグと言えばショルダーバッグだった。
重い機材を入れたバッグをいつも右肩に掛け、傾いて歩いていた。
そのうち、折りたたみ式のキャリーカートにショルダーバッグをくくりつけて移動をする事を覚えた。
その後、しばらくは小型のスーツケースにカメラを入れて現場に向かっていた。
背中には長玉(望遠レンズ)を入れたバックパックを背負って。
シンクタンクフォトからカメラバッグに特化したローリングケースとバックパックが出た時は画期的で、すぐに購入したのをつい最近のことのように覚えている。
シンクタンクフォトのローリングケースを転がし、バックパックを背負っていると胸を張って現場入りできた。
あれからもう20年近い月日が過ぎたのか。
今、特に好きなバッグは「エアポートローラーダービー」と「ストリートウォーカー」シリーズだ。
2輪のローリングケースは引く時に軽く、大好きなシリーズのひとつだが、人混みを歩く時は4輪が便利なので、状況に応じ、使い分けて愛用している。
「ストリートウォーカー」シリーズは背負いやすく、重さを感じにくいところが好きだ。
現場までの移動が楽であれば、更に仕事に集中できる。
これから先もシンクタンクフォトと共にキャリアを積んでいきたいと思う。

奥井 隆史(Takashi Okui)プロフィール

1968年 東京都生まれ
1992年 日本写真芸術専門学校卒業後、スポーツフォトエージェンシー 「フォート・キシモト」に在籍
1996年よりフリーランス

陸上競技を中心に、アウトドアスポーツやスポーツフィッシングを含めさまざまなスポーツを撮影。AJPS(日本スポーツプレス協会)・AIPS(国際スポーツプレス協会)会員。

熱田 護

世界各国のフォトグラファーズルームに運ばれてくるカメラバッグで圧倒的なシェアを持っているのが、今年20周年を迎えたシンクタンクフォト。
重い機材を撮影の目的地まで安全に確実に、そして楽に運んでくれるカメラバッグに求めるスペックは、堅牢性と耐久性。
シンクタンクフォトのローリングケース「エアポートインターナショナルV2.0」に僕が最初に出会ったのは10年以上前、現在は2個目の「エアポートインターナショナルV3.0」を使っている。
年がら年中、重量物のカメラ機材を満載した僕のエアポートインターナショナルは、飛行機、車、電車、バスなどを乗り継ぎ目的地へ向かう旅を延々と続けている。ファスナー、車輪、伸縮するハンドル、本体部分、その機能部分の全て、これまでただ一度も壊れたことがない。それが実績となり信頼が生まれて信用できる相棒となっている。壊れないで、大切な機材を絶対に運んでくれる。
プロとして仕事をしていく上で欠かすことができないバッグとなりました。

熱田 護(Mamoru Atsuta)プロフィール

1963年 三重県鈴鹿市生まれ

東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。1985年株式会社ヴェガインターナショナルに入社。坪内隆直氏に師事し、2輪世界GPを転戦。1991年よりフリーランスとしてF1をはじめとするモータースポーツや市販車の撮影を行う。F1取材回数は557戦(2022年末時点)。
日本レース写真家協会(JRPA)
会員日本スポーツ写真家協会(ANSP)会員

写真集
『Champion』(インプレス) 、『PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION Vol.09 熱田護 P1』(キヤノンマーケティングジャパン)など
写真展
2019年12月 500GP フォーミュラ1の記憶 (キヤノンギャラリー S)
2022年12月 0.2sec(M16 Gallery)
2024年 1月 P1(ナインギャラリー)

二神 慎之介

今から10年ほど前「本格的な野生動物の撮影をする」と腹を決めて大口径望遠レンズ500mm/F4を導入した時、もう一つの課題にぶつかった。それがカメラバッグの選択だった。これまでで最も大きな望遠レンズなので、当時私が所有していたカメラバッグには収まりきらない。私の撮影スタイルは、歩きながら被写体や、被写体が来るであろう撮影スポットを探すというもの。重い機材を背負って歩きながら、突然の出会いにも素早く対応する。そのためには、レンズをボディに装着したまま収納できて、長時間歩いても疲れにくいしっかりした作り…それらを兼ね備えたカメラバッグが必要だった。
さまざまなブランドのバッグを吟味したが、唯一しっくりきたのがマインドシフトギアの「FirstLight 40L」だった。アンバサダーとなってからも、私はこのモデルをメインに使い続け、丈夫なこのバッグは今も現役だ。
現在はモデルチェンジした「FirstLight 46L+」が主力だ。実はこのモデルは開発中から本国の制作側から意見を求められ、何度もメールのやり取りをし、プロトのテストも行った。世界的なブランド”シンクタンクフォト”の新製品の開発に、僅かながらでも関われたことは私の誇りだ。FirstLightのこの2モデルは、私の撮影人生のそばにいつもいてくれた、何より思い出深い、大切な撮影アイテムだ。


二神 慎之介(Shinnosuke Futagami)プロフィール

1977 年 愛媛県生まれ
写真家。フリーランス転向後は、ライフワークとして北海道の「森のヒグマ」をメインの被写体に撮影活動を続ける。広告や雑誌への素材提供をする傍ら、映画の劇中写真集や教科書などへの写真の提供、エッセイの執筆なども手掛けている。
https://www.sinh11.com/

中西 敏貴

写真を始めて30年以上、プロとして活動を始めて早いもので13年の月日が流れました。シンクタンクフォトのカメラバッグと出会ったのは、北海道に移住し、プロとして活動をスタートして数年たった頃です。撮影のフィールドが広がり、山や森を歩くことが増えていく中で、登山にも使え、使いやすいカメラバッグを探していたタイミングでした。登山用ザックとしての機能を十分に備えつつ、フィールドでの使いやすさに配慮された設計には正直驚きました。カメラバッグが使いやすくなったことで、歩くフィールドもさらに広がり、冬山にも持っていくようになったのです。そうした活動の結果が新しい作品を生み出し、山の写真集へとつながっていくのでした。

カメラバッグの役割は、機材を安全に運ぶことです。その機能は多くの商品が満たしているでしょう。しかしながら、プロが現場で使い続けながら使用感をフィードバックし、アップデートを重ね続けていくことは、どこのメーカーにもできることではありません。あらゆるジャンルのプロフェッショナルとタッグを組み、使いやすさを追求し続けてきたシンクタンクフォトだからこそ生み出せるのだと思います。
20周年、本当におめでとうございます。これからの進化も期待しています。


中西 敏貴(Toshiki Nakanishi)プロフィール

1971年 大阪府生まれ
2012年に撮影拠点である北海道美瑛町へ移住。大雪山系の原生風景をメインフィールドに、北海道で生きてきた人々と自然との関わり方を探る旅を続けている。

写真展
2020年 9月 「Kamuy」(キヤノンギャラリーS)
2023年12月 「地と記憶」(IG Photo Gallery)

小貝 哲夫

順次公開予定!


小貝 哲夫(Tetsuo Kogai)プロフィール

1960年 東京生まれ
体育大学卒業後、青年海外協力隊に参加し世界の広さを知る。
帰国後パラグライダー販売業の傍ら、世界中を旅してまわった。
1999 年フリーランスとして独立、自らを人生、興味、趣味の中を旅する「Traveler」と称し、その交差点で仕事をするというコンセプトの「CROSSROAD」を主宰。パラグライダー専門誌を中心にアウトドア、旅、もの、レスキュー、ミリタリーなど守備範囲の広いフォトライターとして活動中。ユーコン準州の野生動物や極北の景色を撮り続けることをライフワークとしている。