[注目製品]ロードマイクロフォンズ ワイヤレスゴーII - 製品特徴&使用方法 -

2021.04.16 トピックス


次世代のワイヤレスマイクシステム 「ワイヤレス ゴー II」

「ワイヤレスゴー II」は、デュアルチャネル対応の受信機と2台の送信機で、2つの音源を同時に録音できる超コンパクトなデュアルチャネル対応ワイヤレスマイクステムです。

各送信機に内蔵されたマイクによる高音質な録音やステレオ/モノラルトラックの切り替え、カメラに加えてコンピュータやスマートフォンにも対応した幅広い出力方式、伝送距離の延長と安定性の向上、そして専用アプリから切り替えできるオンボードレコーディング機能などを特徴とするワイヤレスゴー IIは、さまざまなコンテンツ制作において最先端の録音スタイルを提供します。

※「ワイヤレスゴーII」は、「ワイヤレスゴー」の受信機・送信機との互換性はありません。


■ 製品特徴 & 使用方法


受信機(RX)
1)LEDスクリーン
2)電源ボタン(Ø)
3)USB-C端子
4)3.5mm TRS端子
5)ゲインコントロール/ミュートボタン
6)ペアリング/チャンネル選択ボタン
7)マージ・スプリット選択ボタン



送信器(TX)
1)USB-C端子
2)電源ボタン(Ø)
3)3.5mm TRS端子
4)内蔵マイク(無指向性)
5)バッテリー状態LED
6)ペアリング状態LED



デュアルチャネル対応の受信機

ワイヤレスゴーIIは2台の送信機とデュアルチャネル対応の受信機が特徴で、2つの音源を同時に録音することができます。送信機と受信機は自動的にペアリングされ、電源を入れてすぐに使い始めることができます。
受信機のLEDスクリーン下方の左右両側に、各送信機のバッテリー状況と、信号強度、音声入力レベルが表示されます。中央には受信機のバッテリー状況、スクリーン明度、音声出力レベルが表示されます。上部には、レベルメーターが表示されるので、カメラや録音機器への音声出力レベルをモニタリングして信号の強弱を確認することができます。



起動/ ペアリング方法

各送信機、受信機の電源ボタン(Ø)を長押しすると、電源が入ります。
それぞれの電源を入れると数秒で自動的にペアリングされます。一度ペアリングされた送信機・受信機は、次回使用時も自動的にペアリングされるので、電源を入れてすぐに使用できます。
送信機と受信機の接続が途切れてしまった場合、送信機の青色の接続表示LED(∞)が点滅し、受信機のスクリーン上から接続が途切れてしまった送信機の表示が消えます。どの送信機を再接続する必要があるのか、簡単に確認できます。
再接続する際は、受信機のペアリングボタン(∞)を押して該当の送信機を選択した状態で、ペアリングボタン(∞)を3秒間長押ししてペアリングモードにします。そして送信機側の電源ボタン(Ø)を一回押しすると、接続が完了します。
ペアリングを解除するには、ペアリングボタン(∞)を押して該当の送信機を選択した状態で、ペアリングボタン(∞)を3秒間長押しします。

2.4GHzデジタル通信

2.4GHzデジタル送信(128bit暗号化)による、最大約200m(見通し)の伝送距離を実現しました。
都市部やショッピングモール、大学のキャンパス、コンベンションセンターやオフィスなど電波干渉が起こりやすい電波の密集した環境下でも安定した伝送が可能です。

Marged(マージ)&Split(スプリット)録音モード

「Marged(マージ)」または「Split(スプリット)」の録音モードを選択できます。2台の送信機からの出力を1つにまとめて録音する場合は「Merged(マージ)」を、各送信機の出力を左右別々のチャンネルに録音する場合は「Split(スプリット)」を選んでください。

録音モードは、受信機のゲインコントロールボタン(dB)とペアリングボタン(∞)を同時に3秒長押しすることで切り替えられます。切り替え後、LEDスクリーンの出力レベルメーターを確認してください。
メーターが1本表示されている時は、マージモードです。各送信機の音源が1つのチャンネルにまとめられた状態で、1台の送信機のみ使用して、音声を左右両方のチャンネルに録音したい場合や、セーフティチャンネル機能を使用したい場合に適しています。また、ライブ配信にも向いています。
メーターが2本表示されている時は、スプリットモードです。各送信機の出力が左右別々のチャンネルに録音され、各音源を個別に編集できます。それぞれの音源を独立して編集・ミックスする必要がある2人構成のインタビューや対談の録音に最適です。

チャンネル選択&ミュートコントロール

チャンネル選択
受信機のペアリングボタン(∞)を押して、LEDスクリーン上で2台の送信機をそれぞれのチャンネルを選択できます。1回のクリックでは送信機1が、2回クリックすると送信機2が選択され、3回目のクリックでチャンネル選択が解除されます。チャンネル選択操作は、送信機の電源が入り、かつペアリングされた状態でのみ操作できます。この操作で個別に各送信機のペアリングや強制解除、ミュートが可能になります。

ミュートコントロール(受信機)
チャンネル選択で対象の送信機を選択した状態で、受信機のゲインコントロールボタン(dB)を1回押すと選択した送信機がミュートになります。カメラ操作をしている人が、片方の送信機だけミュートにしたい場合に大変便利な機能です。

ミュートコントロール(送信機)
送信機側からもミュートの操作ができます。受信機とペアリングした状態で、送信機の電源ボタン(Ø)を押すと、ミュートのオン/オフを操作できます。話し手がミュート操作をしたい場面で、大変便利な機能です。


各機器との接続方法

カメラ・レコーダーへの接続

ワイヤレスゴー・ワイヤレスゴーIIや、3.5mmTRS 端子をもつ多くのレコーダーやプラグインパワーに対応しているカメラに使用できるラベリアマイクです。
ワイヤレスゴーをボディパックとして使うような用途にも最適です。カラーはブラックとホワイトの2色。

コンピューターへの接続

USB-A入力タイプのコンピューターと接続する際は、同梱のSC20(USB-C to USB-Aケーブル)を使用します。USB-C入力タイプのコンピューターの場合は、別売りのSC16(USB-C to USB-Cケーブル)を使用してください。
コンピューターのオーディオ設定画面で、“Wireless GO II RX”を入力デバイスとして選択します。この設定で、送信機はワイヤレスUSBオーディオインターフェースとして使用できます。

モバイルデバイスへの接続

スマートフォンやタブレットへ接続するには、別売りのケーブルが必要です。Lightning端子搭載のiOSデバイスには、SC15(USB-C to Lightningケーブル)を使用します。ワイヤレスゴーIIはMFi認証マイクで、安全なiOS機器との接続が約束されています。USB-C入力タイプのアンドロイドデバイスやその他機器のには、SC16(USB-C to USB-Cケーブル)を使用します。

■ 豆知識


スマートフォンやタブレットへ3.5mmTRS端子ではなく、USB-C端子にて接続することで、下記のような利点があります。

高音質:USB-Cからのデジタルオーディオ出力の場合、アナログ入力回路を介さずにデジタル信号を伝送できるため、高音質な録音(48kHz/24bit)を実現します。

ヘッドフォンでのモニタリング:USB-C端子からデジタルオーディオを出力する場合、受信機の3.5mmTRS端子にヘッドフォンを接続して、収録している音声をモニタリングできます。出力レベル(ゲイン)を変更して、ヘッドフォンからの音声のボリュームを調節できます。

セーフティチャンネル機能:スマートフォンやタブレットでセーフティチャンネル機能を使用したい場合は、USB-C端子からのデジタルオーディオ出力である必要があります。

出力レベル(ゲイン)コントロール機能

音の歪みや音割れを防ぐために、音声の出力レベル(ゲイン)コントロール機能を搭載しています。
音声出力レベルは受信機側で、0dB、-12dB、-24dBの3段階で設定できます。ゲインコントロールボタン(dB)を押して、調節します。LEDスクリーン下方の中央に表示されるアイコンで、設定レベルを確認できます。また、専用アプリ「RØDE Central(ロードセントラル)」から設定すれば0dB〜-30dBの範囲で10段階(3dBごと)まで拡張可能です。

ワイヤレスゴーIIのゲインコントロール機能は、3.5mmTRS端子からのアナログ出力のみに有効です。USB-C端子からのデジタルオーディオ出力では、録音ソフト・アプリでの調節が必要です。

■ 豆知識


より明瞭な音声を録音するために、カメラ側の音声入力レベルをできるだけ低く設定し、必要に応じてワイヤレスゴーII側で出力レベルを調節することをお勧めします。
カメラに搭載されているマイクプリアンプに頼らず、ワイヤレスゴーII側でレベル調節をする方が良い結果を得られる傾向にあります。

バッテリー持続時間と省電力モード

スクリーン明度コントロール/省電力モード
バッテリーの消費を軽減するために、省電力モードを設定できます。省電力モードでは、10秒間何も操作が行われない場合、自動的にLEDスクリーンのバックライトが消灯します。
省電力モードを解除するには、受信機の電源ボタン(Ø)を1回押します。また、LEDスクリーンに表示される小さな太陽のアイコンで、省電力モードのオン/オフを確認できます。(太陽の形がフルに表示されている状態が、通常モード)

バッテリーと充電
送受信機はリチウムイオンポリマーバッテリー内蔵で、最大約7時間の連続使用が可能です。送信機のバッテリー残量が少なくなるとバッテリーLEDライトが点滅し、残り僅かになると点滅が早くなります。
受信機及び各送信機のバッテリー残量は、受信機のLEDスクリーン上のアイコンで確認できます。残量が少なくなるとアイコンがオレンジ色になり、残り僅かになると赤色になります。同梱のUSBケーブルで充電してください。充電中、送信機はLEDが点滅し、受信機はスクリーンのバッテリーアイコンに雷マークが表示されます。充電をしながらの使用も可能です。

ファーウインドシールドについて

各送信機には、全方向からの音を収音できる、無指向性のコンデンサーカプセルマイクが搭載されています。
屋外や風の強い環境での収録には、同梱のファーウインドシールドの使用をお勧めします。ファーウインドシールドを装着することで、マイクカプセルの保護と同時に風切音やバックグラウンドノイズを軽減できます。
ワイヤレスゴーIIのファーウインドシールドは、収録中に外れてしまうことがないように、しっかりと固定できるように設計されています。
装着方法は、ファーウインドシールド底部の白い点と送信機の黒い点が重なるようにして、スリットを送信機の溝に合わせて押し込み。取り外す際は、逆の手順で行います。

RØDE Central(ロードセントラル) アプリ

「ロードセントラル」は、ワイヤレスゴー IIのコンパニオンアプリであり、デバイスのセットアップ、録音データへのアクセスとエクスポート、機能のオン/オフ、およびファームウェアの更新などを行えます。
ロードマイクロフォンズのホームページより、無料でダウンロードできます。
​・2021年3月現在では、Mac用とWindows用をご用意しています。
・下記ページ中段より、ご使用のデバイスに対応したアプリをインストールできます。
https://www.rode.com/microphones/wireless/wirelessgoii

ロードセントラルにて確認できる情報、設定可能な機能
確認できるワイヤレスゴーIIの基本情報:
● 個体ID
● バッテリー残量
● ファームウェアバージョン (アップデートも可能)
● ストレージ残量 (送信機)
● 日時表示(PCの設定日時に合わせることも可能)

調整できる受信機側の機能:
● パワーセーブモード
● 出力レベル(ゲイン)調節、パッド拡張(10段階)
● マージ/スプリット録音モード切り替え
● セーフティチャンネル

調整できる送信機側の機能:
● オンボードレコーディング機能
● 圧縮/非圧縮録音モード切り替え
● 電源ボタンの操作設定(ミュートロック、マーカー)
● 入力パッドのオン/オフ
● LEDライトの輝度調節
● 録音データの再生、書き出し、一括削除

受信機、送信機の情報・各種設定は、下記手順にて確認・設定いただけます。
1)受信機、送信機を付属のUSBケーブルでコンピューターに接続する。
2)「ロードセントラル」アプリを立ち上げる。
3)確認・調節をしたいデバイスを選択する。
4)受信機を選択すると、設定画面が開きます。
5)送信機の設定画面を開くためには、送信機を選択した後、バッテリーマークの隣りにある車輪マークをクリックする。



- オンボードレコーディング機能

各送信機には、それぞれ40時間以上の圧縮音源、または7時間以上の非圧縮音源の録音ができる内蔵メモリを搭載しています。オンボードレコーディング機能は「ロードセントラル」にて有効にすることができます。
オンボードレコーディングが有効になると、受信機のLEDスクリーンに赤い「REC」という文字が点灯します。
収録中に信号が途切れてしまったり、レコーダーの録音ボタンを押し忘れてしまった場合でも、送信機の内蔵メモリに録音されたデータがバックアップとして残るので、万が一の時にとても役立つ機能です。
レコーディングモードは「Always」と「Backup」の2種類から選べます。
・Always:送信機の電源を入れると、自動的にレコーディングが開始されます。このモードでは、受信機の電源がオフの状態や、ペアリングされていない状態でもレコーディングがされます。
・Backup:送信機と受信機の電源を入れ、ペアリングがされるとレコーディングが始まります。このモードでは、受信機の電源がオフの状態ではレコーディングが機能しませんので、ご注意ください。


録音データへのアクセス方法
録音されたデータにアクセスするためには、「ロードセントラル」を立ち上げて送信機を接続します。左側の列に録音した日付と時刻/録音時間と共に、古い順にデータが表示されます。確認したいデータをクリックしてアクセスします。

録音データの再生、書き出し
「ロードセントラル」内で録音データの再生、書き出しができます。データ再生中には波形と時間軸が表示されるので、目的の再生箇所へ素早く移動することができます。 また、録音中に信号が途切れてしまった箇所は波形赤くマーキングされます。送信機がワイヤレス信号の通信状況に不具合が生じた事を自動で検知し、マーキングされる仕組みです。録音データをすべて確認するのでがなく、問題がありそうな箇所を簡単に特定でき、非常に役立ちます。
書き出し機能も充実しており、録音データのすべて、またはファイルごとに書き出すことができます。書き出しの際には、メニューよりデータ形式などを指定することが可能です。
● ファイル名
● ファイルタイプ (WAV/MP3)
● ビット深度
● サンプルレート

このように「ロードセントラル」には、さまざまなオーディオソフトウェアに対応した出力形式が用意されています。

録音データ削除
内蔵メモリの残量がなくなると、自動的に一番古いデータから上書きされます。未保存のデータを失ってしまうことがないように、万が一のために録音完了後は全てのデータを送信機から書き出し、ストレージを空にした状態で次の録音を行うことをお勧めします。 「ロードセントラル」で送信機の設定(車輪)マークをクリックすると、ストレージ空き容量の確認と録音データの一括削除ができます。

マーカー手動表示
ワイヤレス信号の通信状況に不具合が生じた際に送信機が自動で検知・表示する赤いマーカに加え、手動でも受信機側の操作でマーキングをすることができます。この機能は「ロードセントラル」の設定画面で“Ø Button(電源ボタン)”を“Marker(マーカー)“に切り替えることで有効になり、録音中に受信機の電源ボタン(Ø)を押すと、録音データに手動でマーキングできます。

- 圧縮音声と非圧縮音声

送信機のオンボードレコーディング機能を使用する際に、「ロードセントラル」にて録音フォーマットを選択できます。

圧縮録音(Compressed):
音源が圧縮された状態で録音されます。現在のファームウェアでは、各送信機の圧縮音源のストレージ容量は40時間以上です。

ファームウェアアップデートには、まずロードマイクロフォンズのホームページより、最新の「ロードセントラル」をダウンロードしてください。
https://www.rode.com/microphones/wireless/wirelessgoii
※「DOWNLOADS」より
最新の「ロードセントラル」にワイヤレスゴーIIの各送信機、受信機を繋げるとファームウェアアップデートのメッセージがでます。メッセージに従ってアップデートを進めてください。

非圧縮録音(Uncompressed):
非圧縮のWAVフォーマット(48kHz/24bit)で録音されます。非圧縮音源の場合、ストレージ容量は約7時間です。



- セーフティチャンネルについて

「ロードセントラル」にて、セーフティチャンネル録音を有効にできます。ロードマイクロフォンズ製ビデオマイクNTGやビデオマイクプロ+にも搭載されているセーフティチャンネル機能はとても便利な機能です。
セーフティチャンネルはマージモード(送信機2台の音声が1つの出力にまとめられているモード)でのみ有効にできます。マージモードで録音されたデータには2つの送信機の音声データが1つのチャンネルに録音されますが、セーフティチャンネル機能を有効にすると、右チャンネルだけ20dB低くなった音声データを録音します。
音源が急に大きくなるなどの理由で音割れが発生してしまう状況で、録音機器へのオーバーロードを防いでくれる救世主ともいえる優れた機能です。音割れは編集時に修正ができないため、せっかくの録音データが台無しになってしまいます。
突然の大きな音や予期しないノイズが発生した場合も、20dB低く録音されたバックアップ音源を使うことで音割れによるトラブルを回避できます。


- 出力レベル(ゲイン)調整

ワイヤレスゴーIIの出力レベル(ゲイン)は受信機のゲインコントロールボタン(dB)で、0dB/ -12dB/ -24dBの3段階で調節できます。さらに、「ロードセントラル」にてファインゲインコントロール機能を有効にできます。
ファインゲインコントロールでは、0dB〜-30dBを10段階(3dB刻み)で設定することが可能です。これにより、出力レベルを録音機器に合わせて精確に調節することができるようになります。-30dB設定は、特に感度の高い録音機器を使用している場合に大変便利です。

※免責事項:製品や接続した機器を問わず、使用中に発生した機器などの故障、破損、データの紛失については保証しません。また、付随して発生した事故や怪我についても責任を負いかねますことを予めご了承ください。
なお、内部ストレージのデータが消失または変化した場合の損害につきましても、当社では責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。



◆ ワイヤレス ゴー II  ¥45,100(税込)

デュアルチャンネル対応の受信機と2台の送信機で構成される、非常に多機能で超コンパクトなワイヤレスマイクシステム「ワイヤレスゴー II」。
製品スペックなど詳細については、こちらをご覧ください。

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◆よくあるご質問

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