[製品レビュー] ピークデザイン アンバサダーレビュー(柏倉 陽介 / Rinaty)

2024.11.26
トピックス

高い品質とアイデアが冴えるカメラストラップやカメラバッグ、デザインと機能を追求した「トラベルトライポッド」などを世に送り出し、その開発力と細部へのこだわりで多くのファンを獲得している「Peak Design(ピークデザイン)」。
同社は、環境配慮と最高のプロダクトの両立を目指し、環境保護への取り組みと、人々の健康と安全を守るという継続的なコミットメントを提示しています。高みを目指し革新を続けるピークデザインは、持続可能で環境に配慮をしたアイテムの創造を目指し、常にその世界を広げています。
ここでは、第一線で活躍をしているアンバサダーの皆さんから届いた、活用事例や製品レビューをご紹介します。

Peak Design アンバサダー
柏倉 陽介(Yosuke Kashiwakura)
Rinaty

柏倉 陽介(Yosuke Kashiwakura)

ここぞという気合いの入った撮影では、ピークデザインの「トラベルバックパック45L」に頼り切っている。メインとサブカメラに加えて超望遠レンズ、ドローン機材など、大自然のさまざまなシーンを撮影するための機材が収納できるからだ。メインコンパーメントには収納サイズの違うカメラキューブが対応し、撮影シーンに合わせた収納にも重宝している。
このバックパックを気に入っている点はさらにある。それはカメラ用品以外の物の収納力の高さだ。防寒着など撮影場所に必要なものが携行できるし、小型テントや薄手のシュラフまで入れて出発することもある。”トラベル”対応だからこそ、広範囲の使用パターンに適応できるというわけだ。
2024年にラインナップへ加わった新色「コヨーテ」には、強度と軽量性に加え、耐水性にも優れたX-Pac®リサイクル素材を採用。カメラバックは撮影中、地面に直接置くことも多いのだが、濡れや汚れにも強くなったことを実感している。

ピークデザイン創業者ピーターデアリングが創造した「スライドライト」は、世界中のフォトグラファーを驚かせた。私もそのうちの一人だ。カメラとストラップの付け外しができることで映像撮影が格段と楽になったし、撮影に携行するストラップが一本で済む。何よりもデザインが美しいと感じた。今ではなくてはならないカメラギアの一つとなっている。新しいカラー「コヨーテ」もお気に入りの一本だ。

撮影には必要最低限のものだけを携行したい。それを実現してくれたのが「テクポーチ スモール」だ。とにかく、手にした時の”ちょうど良さ”感が素晴らしいし、肝心の収納力も充分だ。私の場合、ピークデザイン製「モバイル トライポッド」をはじめ、カメラバッテリー、モバイルバッテリー、コード、名刺、ファーストエイド、レンズ拭きなどなど、外泊時に必要となるものを入れている。別売りの「リーシュ」をつければ、コンパクトなポーチとして散策時の相棒に大変身する。人それぞれの使い方のできる必須ポーチとして活躍するだろう。

柏倉 陽介(Yosuke Kashiwakura)

1978 年 山形県生まれ

撮影分野は風景や人物、環境保護まで多岐にわたる。米国立スミソニアン自然史博物館、ロンドン自然史博物館、国連気候変動枠組条約締約国会議において環境をテーマとした作品を展示。
ナショナルジオグラフィック国際フォトコンテストやワイルドライフフォトグラファー・オブザイヤーなど、主要な国際写真賞に入賞し、Monochrome Photography Awardsでは審査員を務めている。
近年は国内外の雑誌や広告撮影をしながら、環境問題の記事、写真にまつわるエッセイ、写真や映像を発表。
2024年には制作に15年をかけた写真集『Back to the Wild 森を失ったオランウータン』を上梓し、北海道旭山動物園などで巡回展を実施した。

Rinaty

私は普段自分自身を撮影している。
カメラ1台で身軽に撮影に行く際や、日常使いとして使用している。
その際、手軽に持ち出すことができる「エブリデイバックパック」を使用している。
カバンを地面に下ろすことなく、中の荷物をサイドから取り出すことができる、ポケット収納が多い便利なバックパックだ。

今回、新しい色が登場した。
その名も、「Coyote(コヨーテ)」。

今回の新色はカメラ用品の中ではあまり馴染みがなかった色だ。
カメラ機材のイベントに行くと黒色のバックパックを背負っている人がとても多い。
荷物置き場には黒い鞄が沢山並び、自分の荷物を探すのも一苦労。
コヨーテは明るい茶色で、現段階では他の人と色が被りにくい。
かなり目立つと思いきや、アースカラーのため馴染みがよく、洋服にも合わせやすい。
普段使いとして街にも背負っていけるくらいオシャレ。
私はハードなロケ撮影も多く、土の上によく荷物を置く。その際に砂や泥がついた場合でも目立ちにくい色であることが嬉しい。

色だけではなく素材も従来カラーとは異なり
”Coyote(コヨーテ) X-Pac® VX-21 オーシャンエディション”という、強さ、軽さ、耐水性に優れた素材が使用されている。

「X-Pac® VX-21 オーシャンエディション」は多層ラミネート構造で、表面には100%リサイクルの魚網から作られた生地を使用し、100%リサイクルポリエステル糸でダイヤモンドパターンを施すX-PLY®繊維補強技術で強化されている。さらに、裏地には同じく100%リサイクルポリエステルを使用したタフタ生地を採用しているという、環境保全にも考慮している素材である。

私は昔から雨女で、出かける際は雨が降る確率が高い。幼少期は、通っていた幼稚園の遠足が全て雨になった経験がある。この記事を書いている年に6回遠方に旅行したが、そのうち5回は雨だった。
そのため、水に強いという点は突然の雨でも安心して使用できるため有難い。
今までは撥水素材を使用すると、レインカバーが必要になったり、どうしても全体の重量が増えてしまっていた。
しかし「エブリデイバックパック」が持つ利便性やデザインを保持したまま、重量を増やさずに撥水性や強度の高さが加わった。
素晴らしい進化だと思う。

私がさらに愛用しているものがある。

それは、「ウルトラライトパッキングキューブ」。
私はセルフポートレートを撮影する際、かなり多くの荷物を持っていく。
カメラ機材だけではなく、アクセサリー、ウィッグ、靴、小道具、化粧品など、細々したものが沢山ある。
それらをきれいに分別できるのが、「ウルトラライトパッキングキューブ」だ。
今まで、スーパーのレジ袋やモバイルバッテリーを購入したときにおまけでついていた袋に入れて分別して持ち運んでいた。
その際、破れてしまったり、間違えてゴミ箱に入れてしまったことがあった。
まず、こちらの製品はとても軽い!少しでも荷物の重さを減らしたい私にとって重要なポイントだ。
また、ジッパーで開閉することができ、鞄の中で勝手に中身が散らばってしまう可能性が低いです。さらに開口部が大きい為、中身も取り出しやすい。
そして撥水素材。撮影中に突然雨が降ってきた場合でも安心だ。
キューブにコードフックループがついており、別売りのストラップを取り付けるとスリングバッグとして使うことができる。
カラーバリエーションも豊富で、どのポーチに何を入れたか覚えやすくて嬉しい。

女性でも使いやすいデザインで、撮影時だけでなく、日常的にも機能的で使いやすいものが多いPeak Designの製品。

私の旅には欠かせないものとなっている。

Rinaty

1998 年 宝塚市生まれ

大阪を拠点として全国的に活動中。カメラマン・ヘアメイク・スタイリスト・アートディレクターを一人でこなすセルフポートレート写真家として多くの作品を残す。SNSを中心に撮影の裏側及び作品発表を行い、話題になる。
その経験と知識を生かして、ウェディング前撮りやセミナー、フォトウォーク等の撮影イベントも多く開催する。2021年6月に初のセルフポートレート個展を開催し、2023年1月にはニコンプラザ大阪ショールームにてトークショーを開催。ほかにもフジテレビ「めざまし8」出演(2022年 8月24日放 送)、『フォトコン』2022年12月号掲載と、さまざまなメディアで活躍する。
http://rinaty-photostudio.pro/

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