[製品レビュー] エスプレッソディスプレイズ – 出先でも色に妥協しない。17.3インチモバイルディスプレイ「espresso 17 Pro」
「外でも広い作業スペースが欲しい、けれど色の正確さだけは落とせない」──写真の現像や動画編集、資料を参照しながらの執筆作業を行うプロフェッショナルにとって、出先のディスプレイ環境は長年の課題でした。
17.3インチの大画面とDCI-P3対応の広色域を誇る「espresso 17 Pro」は、そのジレンマを解消する選択肢となり得るのか。今回は、日頃から国内外の取材現場で執筆や写真選定を行う『Thunder Volt』編集長・村上タクタ氏に、海外出張でのリアルな使用感を伺いました。

オーストラリア発、次世代ポータブルディスプレイ「espresso Displays」
オーストラリア・シドニーで誕生した「espresso Displays(エスプレッソディスプレイズ)」は、「どこにいても妥協のないワークスペースを創り出す」をミッションに掲げるプレミアムポータブルディスプレイブランドです。
アルミニウム削り出しによる極薄・高剛性なボディ、洗練されたミニマルなデザイン、そしてクリエイターの要求に応える高精細なパネル性能を兼ね備えています。USB-Cケーブル1本でスマートに接続できる利便性と、独自のマグネット着脱式アクセサリーによる機能拡張により、世界中のクリエイターやビジネスプロフェッショナルから高い評価を獲得しています。
レビューモデル:espresso 17 Pro
「espresso 17 Pro」は、同ブランドのフラッグシップとなる17.3インチのプロ向けモバイルディスプレイです。広大な表示領域を備えながら、本体重量わずか約1.1kgという優れた可搬性を実現。プロフェッショナルの現場に耐えうる色再現性と解像度を凝縮した1台です。
MacBook Proと同じ色を外へ持ち出す──写真現像・執筆環境のリアルレビュー:村上タクタ氏
iPhoneの発表会など海外出張に行くことが多いのですが、MacBook Pro 14インチの狭いディスプレイで、写真を選んだり、写真や資料を見ながら原稿を書くのに苦労していました。ここ数年はそのためにVision Proを使っていたほどです。
espresso 17 Proはそんな悩みを吹き飛ばすディスプレイ。持ち運びに十分軽く、写真編集や原稿執筆に十分なディスプレイスペースを確保できます。
特に素晴らしいのが、モバイルなのに10ビットカラー、DCI-P3カラーレンジをカバーしてくれること。他社には、よりリーズナブルなモバイルディスプレイもありますが、写真のセレクト、補正に使うとなると、やはりMacBook Proと同じDCI-P3対応がないと不安です。写真や動画を扱う人にとって、このDCI-P3対応であることが一番のメリット。
ユニークな伸縮形状を持つスタンドは非常に便利で、作業に必要な高さを確保してくれますが、安定性確保のために多少重いのがデメリット。安価とは言いがたい価格とともに、重さは悩ましいポイントですが、写真のクオリティのためには我慢すべき点でしょう。どうしても荷物を軽くしたい時は、本体だけにすれば1.1kgと超軽量です。
実際に、iPhone 17 Pro/Duoの発表会に持って行きましたが、空港やホテルでの作業を非常に快適に行なうことができました。




村上タクタ(Takuta Murakami)
ガジェットとテクノロジーのメディア『Thunder Volt』編集長兼フリーランスライター。
雑誌編集歴30年で、600冊以上の趣味メディアを世に送り出して来た。
バイク雑誌『RIDERS CLUB』の編集に始まり、ラジコン飛行機雑誌『RC AIR WORLD』、海水魚とサンゴの飼育雑誌『コーラルフィッシュ』、ガジェット誌『flick!』の編集長を務めた。
旅行、絵画、キャンプ、カメラ、自作キーボードなどが趣味。妻と2人暮らし。
子ども2人はオーストラリアと台湾に留学中。
ThunderVolt:https://dig-it.media/thundervolt/

エスプレッソディスプレイズ日本公式ブランドサイト

