銀一株式会社「サウンドロゴ」について 〜制作の裏側をご紹介〜
この度、銀一株式会社のサウンドロゴを制作いたしました。
シンガーソングライター古賀小由実(Sayumi Koga)さんの澄んだ声とピアノのハーモニーで、「銀一株式会社」をイメージしたサウンドができあがりました。
東京⇔大分を繋ぐ
今回のサウンドロゴ制作は、新しい試みで進められました。サウンドロゴにおいて重要なポイントは、「音で世界観を伝える」ことです。
どのようにして、銀一のイメージとお客様へのメッセージを音として具現化するかが課題でした。
また、今回制作を依頼した古賀さんが拠点とされている大分県竹田市と弊社のある東京という距離感において、実際に顔を合わせてレコーディングをすることが難しい状況の中で、Lime Tec 栁下さんの発案により、オンラインで大分と東京を繋ぎ、音を作り上げることになりました。
古賀さんの声とピアノの音色を即興の演奏でミックスしながら、音の方向性を決めていく……。オンラインでつなぐ事で、お互いの思いをその場で音にすることができました。このサウンドロゴは、「一つ一つが集まり大きな流れになる」そんな世界観をハーモニーで表現しています。
美しいサウンド
銀一株式会社のサウンドロゴ誕生に欠かせなかったアイテム、それはロードマイクロフォンズのマイクです。古賀さんの歌声のレコーディングにはロードマイクロフォンズが誇るクリアで抜けの良いサウンドのコンデンサーマイク「NT1-A」を、ピアノには繊細なニュアンスを録るのに適した高品質リボンマイク「NTR」を使用しました。
「NT1-A」はロードマイクロフォンズのベストセラーとも言える、ラージダイアフラム搭載のコンデンサーマイクです。トランスレス回路を搭載し、セルフノイズはわずか5dBAと、業界屈指の値を誇ります。幅広い周波数特性で、高域の伸びと抜けの良さにも定評があります。スタジオ収録や自宅での録音まで、ボーカルマイクとして多くの支持を集めています。
「NTR」はロードマイクロフォンズが独自に設計をした、高品質なアクティブリボンマイクです。高域のディテールを正確に再現し、きめ細やかな楽器音や歌声の繊細なニュアンスを届けます。ピアノとの相性も良く、滑らかな高域としっかりとした中低域による存在感のある音が特徴です。レコーディングスタジオや音楽ホールでの使用だけでなく、ホームスタジオでの録音にも適したマイクです。
今回、この2本を選択したことで、美しく澄んだサウンドに仕上げることができました。
銀一株式会社と、大分県在住のシンガーソングライター古賀小由実さん、ディレクションをされたビデオグラファーLime Tec 栁下隆之さん、エンジニアとして参加されたLily Hill Works 柏原一仁さんの共同作業で生み出されたこのサウンドロゴは、「一つ一つが集まり大きな流れになる」というイメージのように、まさにそれぞれの想いが集まり作り上げられたものです。
その制作の様子を是非、ご覧ください。
【協力】
シンガーソングライター
古賀 小由実(Sayumi Koga)
音楽家。佐賀県出身。
幼い頃から九州の自然とクラシックピアノに親しみながら育つ。2020年大分県竹田市のくじゅう連山の麓へ移住しスタジオを構える。
クラシックが土台にありつつ、Jazzや民謡調のテイスト、独自の遊び心を取り入れながら曲作りをし、ピアノや声で表現する。その楽曲は、さまざまなクリエーターの支持を受け、コマーシャルソングとして使用され、また教育現場でも親しまれている。
CMやTV等への楽曲提供(ACジャパンのCM2018「ランドセルとポリタンク」、箱根彫刻の森美術館など)。2018年寺島しのぶ主演NHKドラマ「たからのとき」主題歌の作詞歌唱担当。俳優filmmakerとして活躍する斎藤工発案「cinema bird」のメンバーとして全国各地でパフォーマンスに参加。
http://kogasayumi.com/
プロデュース・ディレクション・撮影・編集
Lime Tec(ライムテック)
栁下 隆之
撮影・テクニカルサポート・編集
Lily Hill Works(リリーヒルワークス)
柏原 一仁
https://www.lilyhill.jp/
【使用機材】
マイク
・レコーディング
ロードマイクロフォンズ NT1-A(ボーカル)
ロードマイクロフォンズ NTR(ピアノ)
■ ロードマイクロフォンズ・ミュージックライン製品について
https://www.ginichi.co.jp/information/pressrelease/13369/
■ ロードマイクロフォンズ・ミュージックライン製品 正規販売店一覧
https://www.ginichi.co.jp/information/topics/14520/