［新製品］ロードマイクロフォンズ -ワイヤレス ミー-

ワイヤレスゴーシリーズでおなじみの送信機に内蔵されたマイクに加えて、受信機にも音声を収音できる「ME（自分用）マイク」を搭載しています。カメラ前後の音声を同時に録音することで、Vlogやインタビューなど、さまざまなコンテンツの撮影スタイルが可能となります。また、受信機には最大2台までの送信機をペアリングできるため、ワイヤレスミーやワイヤレスゴーIIの送信機を追加*することで、送信機2台でのデュアルチャンネル録音や受信機のマイクを含めたユニークな3マイクシステムを実現でき、制作の幅を大きく広げます。

*別途1セットの追加購入が必要です

ゲインアシスト機能を搭載しており、内蔵オーディオプロセッサにより入力ゲインを自動的に制御が可能です。音割れを防ぎ、常に聞き取りやすい適切なレベルでの録音を行うことができます。また、マイクメーカーとして培った技術を活かし、高品質なマイクカプセルにより、クリアで高解像度な録音を提供します。

2.4GHzデジタル伝送と128bit暗号化を利用することで、100m以上の範囲（見通し）※で非常に安定したワイヤレスオーディオシステムを提供します。受信機をカメラ、スマートフォン、PCに接続し、送信機を話し手に取り付ることで、ケーブルに縛られることなく、さまざまなスタイルで録音ができます。送受信機それぞれの本体についているクリップは、衣服などへ取り付けや、カメラのコールドシューへの差し込みができるため、さまざまな装着方法が選べます。

※ご使用の環境により前後する可能性があります

送信機と受信機は、出荷時からペアリング設定がされており、電源ボタンをわずか数秒押すだけで素早く起動、自動的に接続が完了します。また、スマートフォンやPC、カメラに接続するための各種ケーブルや、屋外や風が強い環境でもノイズを抑えて録音するためのファーウインドシールド、持ち運びに便利なポーチも付属しているため、すぐに録音を開始できます。

iOS向けカメラアプリ「RØDE Capture（ロードキャプチャー）」は、メインカメラとインカメラの同時録画を行うことができ、ワイヤレスミーと併せて使うことで、iPhoneの前後からハイクオリティな映像と音声を収録することが可能です。直感的なインターフェースで、画角やビデオ解像度、フレームレート、ズームを素早く簡単に操作でき、またアプリ内からワイヤレスミーのすべての設定にアクセスできるため、アプリひとつでさまざまなコンテンツに適した撮影が手軽に行えます。

ビューファインダー画面

RØDE Capture（ロードキャプチャー）のビューファインダー画面は、中央にビデオプレビューが表示され、フレーム内のポイントをタップして焦点を合わせると、iPhoneの標準カメラアプリと同様に、明るさや露出設定を自動的に調節できます。また、ピンチ操作でズームイン/ズームアウトしたり、「0.5x」「1x」「2x」「3x」ボタンを使って、あらかじめ設定したズームレベルに素早く切り替えることも可能です。
※iPhone/iPadの一部モデルは、すべてのズーム倍率に対応していない場合があります。

カメラの切り替え
カメラ切り替えボタンを使って、iPhone/iOSデバイスのメインカメラとインカメラを切り替えることができます。

録画
赤い大きな録画ボタンをタップすると録画が始まり、もう一度タップすると録画が終わり、自動的にカメラロールに保存されます。

カメラロール
カメラロールボタンをタップすると、カメラロールが開き、録画した動画の表示、削除、共有ができます。
※カメラロールには、iPhoneの標準カメラアプリで撮影した写真や動画も表示されます。

ツールボックス

ツールボックスのボタンをタップすると、ツールボックスメニューが展開され、各種設定の変更ができます。

Flash（フラッシュ）
iPhoneのフラッシュライトを使用して、暗いシーンや被写体を照らすことができます。オートモードに設定すると、撮影している周辺環境が十分に暗い場合、録画を押すと同時にフラッシュが作動します。ただし、撮影中に周辺環境が暗くなった場合は作動しません。

Countdown（カウントダウンタイマー）
録画ボタンを押してから一定時間だけ録画のスタートを遅らせることができるタイマー機能です。アイコンをタップすることで、3秒、5秒、10秒の遅延、オフと切り替えることができます。

Video（動画ファイル記録方法の切り替え）
デュアルカメラモード（※下記参照）では、各カメラの映像を個別の分割ファイル（Separate）または1つの結合ファイル（Combined）として記録することが可能です。

App Info（アプリ情報）
この項目では、アプリ情報、ヘルプ、プライバシーポリシーなどにアクセスできます。

ビデオ設定

録画する画質や画面サイズを素早く変更するための多くのトグルコントロールを備えています。ここで表示されている設定は、メインカメラとインカメラの両方に反映されます。

フレームレート
タップすることで、24fps、30fps、60fps（フレーム/秒）と切り替えできます。一般的に、60fpsで撮影すると、動きの速い被写体のブレを抑え、滑らかな映像が得られますが、低いフレームレートは保存容量を節約でき、独特な味がある映像に仕上がります（24fpsはほとんどの長編映画で使われている映画での標準フレームレートです）。

解像度
タップすることで、HD（720 × 1280px）、FHD（1080 × 1920px）、4K（2160 × 3840px）と切り替えできます。モバイル端末での視聴やプレゼンテーションのみを予定している場合はHD画質で問題ありませんが、PCモニターやテレビなど、より大きなディスプレイで視聴する可能性があるコンテンツにはFHD（または4K）での録画をお勧めします。

アスペクト比
タップすることで、アスペクト比を1：1（正方形）、3：4、16：9と切り替えできます。デュアルカメラモード（※下記参照）ではメインカメラとインカメラの両方に影響します。

※ハードウェアの制限により、4K60fps録画はiPhone 12以降のみ利用可能です。また、一部のiPadやその他のiOSデバイスは、すべての解像度やフレームレートに対応していない場合があります。

オーディオメーター/マイク設定

オーディオレベルメーターは、マイクの入力音量を表示します。音声入力時にメーターが赤のエリアまで跳ね上がる場合、マイクの設定で入力ゲインを下げて、音割れなどを防ぐ必要があります。

マイクの設定
マイクメニューアイコンをタップすると、レベルメーター上で入力ゲインの調整ができます。さらに対応するRØDEマイクを接続することで、接続したマイクが持つ機能の設定が画面上で変更できるようになります。
マイク設定画面内の矢印アイコンをタップすることでより高度な設定にアクセスすることができ、ワイヤレスマイクのペアリング操作や、一部マイクではハイブースト、コンプレッサー、ノイズゲート、APHEX® Aural Exciter™およびBig Bottom™の機能も利用できます。
ワイヤレスミーはゲインアシスト機能を搭載しており、内蔵オーディオプロセッサにより入力ゲインを自動的に制御が可能です。ゲインアシストのオン（Dynamic/Auto）/オフも、マイクの設定から切り替え可能です。
また、ワイヤレスマイクの録音モード（マージ/スプリット）も、この設定画面で操作できます。

対応するRØDEマイク：
・ワイヤレス ミー
・ワイヤレス ゴー II
・ビデオマイク ゴー II
・ビデオマイク NTG
・AIマイクロ
・NT-USB+

※RØDE製ワイヤレスマイクの各種設定をする際には、アプリに受信機（RX）を接続してください。
※RØDEマイクを使用していない場合でも、iPhoneマイクの入力レベルをコントロールできます。

デュアルカメラモード

デュアルカメラボタンをタップすると、デュアルカメラモードの「Split」「PiP（ピクチャー・イン・ピクチャー）」、シングルカメラモードに戻る「Off」を選択できます。

Split（スプリット）モード
スプリットモードでは、メインカメラとインカメラが横並びで表示され、それぞれがフレーム全体の半分を占めるように表示されます。別々のファイルに記録する場合、画面上でどのように表示されていても、それぞれの録画ファイルは選択したアスペクト比（例えば16：9）で保存されます。

PiP（ピクチャー・イン・ピクチャー）モード
ピクチャー・イン・ピクチャーモードでは、メインカメラ映像の四隅に自撮りカメラを小さなウィンドウで表示します。録画中でも、この小さなウィンドウをタップ＆ドラッグして、四隅のいずれかに移動させることができます。

カメラ切り替え
スプリットモードとピクチャーインピクチャーモードの両方で、カメラ切り替えボタンをタップすると、メインカメラとインカメラの配置が入れ替わります。

※ハードウェアの制限により、旧モデルiPad、一部iOSデバイスはデュアルカメラモードに対応していません。