[製品レビュー] シンクタンクフォト アンバサダーレビュー(熱田 護 / 尾川 清 / 山口 規子)

2024.02.16
トピックス

長年にわたり、世界中のフォトグラファーに愛用されているカメラバッグやローリングケースを開発し、プロフェッショナルフォトグラファーに向けて新しい提案を続けている、アメリカの「シンクタンクフォト」。
同社は、常に変化する世の中の潮流に対応しプレミアムな製品を提案し続け、その洗練されたトラベルギアは、あらゆるニーズを叶える多用途性と高い耐久性を備え、カメラバッグ・トラベルバッグの水準を高めています。
ここでは、常に第一線で活躍をしているアンバサダーの皆さんから届いた、活用事例や製品レビューをご紹介します。

thinkTANKphotoアンバサダー
熱田 護 (Mamoru Atsuta)
尾川 清 (Kiyoshi Ogawa)
山口 規子 (Noriko Yamaguchi)

熱田 護 (Mamoru Atsuta)


[ 作品撮影時 ] 使用カメラバッグ・機材
バッグ
エアポート インターナショナル V3.0
カメラ・レンズ
Canon EOS R3、RF400mm F2.8 L IS USM


雨のなか写真を撮るのが大好き!
できるのであれば、土砂降りがいい!
しかし実際のサーキットでは土砂降りになると安全性を優先して走行が中止になってしまうのです。
でも数年に一度、土砂降りの中でレースが行われる、そんなシチュエーションになることがある。そんな奇跡のような時間を確実に撮りたい。絶対に逃したくない!

そんな時に機材のレインカバーがとても大切。
サーキットでの撮影で使用しているのは、シンクタンクの「ハイドロフォビア」。
実際に使ってみるとなるほどよく考えて作ってあります。
雨の中でも使いやすく、長時間の雨に打たれ続けても大切な機材を確実に雨から遮断してくれます。
超自信を持ってお勧めできるアイテムです。

熱田 護 (Mamoru Atsuta)

1963年 三重県鈴鹿市生まれ

東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業。1985年株式会社ヴェガインターナショナルに入社。坪内隆直氏に師事し、2輪世界GPを転戦。1991年よりフリーランスとしてF1をはじめとするモータースポーツや市販車の撮影を行う。F1取材回数は557戦(2022年末時点)。
日本レース写真家協会(JRPA)
会員日本スポーツ写真家協会(ANSP)会員

写真集
『Champion』(インプレス) 、『PHOTOGRAPHERS’ ETERNAL COLLECTION Vol.09 熱田護 P1』(キヤノンマーケティングジャパン)など
写真展
2019年12月 500GP フォーミュラ1の記憶 (キヤノンギャラリー S)
2022年12月 0.2sec(M16 Gallery)
2024年 1月 P1(ナインギャラリー)

尾川 清 (Kiyoshi Ogawa)


[ 作品撮影時 ] 使用カメラバッグ・機材
バッグ
エアポート コミューター
カメラ・レンズ
Sony α9 ll
Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS


今回は、thinkTANKphotoの「エアポートコミューター」をご紹介します。
インバウンドが本格的に再開して乗降客が増えたおかげで、あれ?こんなに苦労して歩いていたっけって言うくらい混雑し、縫うようにして歩いているターミナル駅。乗り換えするのにも気を使います。キャリーケースの乗降客が多いと必然的にエレベーターは行列で渋滞が発生します。待っている時間も勿体ないので少し大変ではありますが、階段を利用しています。 機材一式を収納でき背負って移動できる「エアポートコミューター」などのバックパックは、自分のペースで歩けるのでストレスなく利用できます。

収納機材
Sony α1、9ll×2 70-200mm、200-600mm、24-70mm、予備バッテリー

尾川 清 (Kiyoshi Ogawa)

1957年 東京都生まれ
1979年 アメリカンフットボール専門誌にフォトグラファーとして入社
2015年 フリーランス、アメリカンフットボール中心の撮影活動開始

日本アメリカンフットボール協会公式フォトグラファー
アメリカンフットボール日本代表公式フォトグラファー
関東小学生アメリカンフットボール連盟公式フォトグラファー
関東中学生アメリカンフットボール連盟公式フォトグラファー
「thinkTANKphoto」Ambassador photographer
thinkTANK Pro Team Member

山口 規子 (Noriko Yamaguchi)


[ 作品撮影時 ] 使用カメラバッグ・機材
バッグ
エアポート エッセンシャル
カメラ・レンズ
Nikon Z f 
NIKKOR Z 40mm f/2


最近私のお気に入りのカメラバッグは、新しく発売された「スピードトップ20バックパック」と「フリーウェイ50ロングフォール」です。
「スピードトップ20バックパック」は、その名の通り、上部がマグネット式の開閉になっており、すぐに中身が取り出せます。カメラバックとしてだけでなく、普段使いにも使えるバックパックです。私の使い方は、トップ部に、ニコンZ fに広角単焦点レンズ 40mm F2.8 をつけて入れて、普段使いにしています。すぐ取り出せるので、スナップ撮影のときにとても便利ですし、上部と下部を区切って使えるようになっているので、カメラの下の下部には、お財布や手帳などを入れています。さらに背部にはノートPCが入るポケットがあり、A4サイズの紙の資料も折らずに入れておけて、とても便利。色もサイド部分がブラック、表面がダークグレーなので、街中でもオシャレです。

また「フリーウェイ50ロングフォール」は、「こんな大きなバッグ待っていました!」というくらい大きくて撮影現場の助っ人バッグ。これはストロボ機材やレフ版、コード類などがさっと一度に入るので、現場で重宝しています。特に時間のない撮影現場では、次の撮影現場に移動する際の片づけが簡単にできます。バック上部にはチャック付きのカバーが付いているので、雨の日でも安心。カメラ機材だけでなく、買い物やアウトドア、特にキャンプなどの道具入れとしても活躍するかも!あ、小型犬や猫のペットを入れても、十分な大きさの優れものです。
皆さん、カメラバッグの選択に悩まれる方も多いと思いますが、自分の撮影スタイルに合わせて、選ぶことが大事です。ぜひ店頭で手にとってお選びくださいね。

山口 規子 (Noriko Yamaguchi)

栃木県生まれ
東京工芸大学短期大学部写真技術科卒業
文藝春秋写真部を経て独立

女性誌や旅行誌を中心に活動。透明感のある独特な画面構成に定評がある。「イスタンブールの男」で第2回東京国際写真ビエンナーレ入選、「路上の芸人たち」で第16回日本雑誌写真記者会賞受賞。著書に『メイキング・オブ・ザ・ペニンシュラ東京』、『Real-G 1/1scale GUNDAM Photographs』『奇跡のリゾート星のや竹富島』『柳行李』『トルタビ〜旅して、撮って、恋をして〜』『I was there.』など。料理や暮らしに関する撮影書籍は多数。旅好き。猫好き。チョコレート好き。
公益社団法人日本写真家協会 副会長

■関連記事